2024年の日本不動産市況や円金利の展望

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今日は当方の2024年相場観を共有していきたいと思います。

直近FOMCで米国の来年の利下げが提示し始められており、それに伴って、円高に振れていますが、来週の日銀政策決定会合でどういった発表があるのか?という点が非常に重要になってくると感じています。

日銀としては、円安進行を抑えるために、マイナス金利を解除して、場合によっては利上げを検討するというポジショントークをしているという認識を僕は持っていますが、仮に海外各国が利下げ局面になった場合は、それを待っていれば円高傾向になっていくので、日銀は利上げをしないという選択も出てくると思います。

ご存知の通り、円金利は日本の不動産価格に影響を与えます。円金利が上がれば、借入をして不動産を購入している国民が多いことを考えると、購入余力が下がる場合がほとんどなので(現金一括で不動産を購入できる人はかなり限定的なので)、それに伴って不動産価格は下がっていくことになります。

ただ、それは日銀が実際に利上げをした場合であって、本当に利上げをするのか?というと僕は懐疑的に見ています。

物価の安定は中央銀行の大きな使命の1つであり、日本のあらゆる物価はじわじわと挙がってきてはいますが、円高進行の局面になり、エネルギー価格をはじめとする資源価格が下落基調になっていけば、日本の物価の上昇傾向もとまると考えており、そうすると、無理してまで利上げには踏み切らないとは思っています。

住宅ローンを借りて不動産を購入している国民や円の低金利だからこそ運営できている日本の企業は多くなり、金利を上げることによって、日本の経済が悪化していくことは避けたいはずです。

ということで、日銀はいつかは利上げするというポジショントークはするものの、実際に利上げをする可能性は低い=日本の不動産価格の高止まりは継続すると僕は考えています。少なくとも2024年は。

いつかは不動産価格が下がるから、その下がったころ合いを見計らって不動産を購入するという視点で考えてしまうと、永遠に不動産を購入できないということになりかねないですし、この環境下であっても、割安な不動産の情報はたまにポッと出てきます。(でもすぐに売れてしまうので瞬発力は大事ですが)

ということで、相場観に左右されず、来年は割安な不動産があれば購入を検討するという路線は崩さない方針です。ただ、万が一金利が上昇するという場合もあるので、ある程度現金は入れて購入をするつもりですが。

皆さんは2024年の円金利、日本の不動産価格展望についてどのように考えていますか?

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