金利上昇が不動産投資のキャッシュフローに与える影響額

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先日日銀の金融緩和政策の修正があったことは皆さんご存知だと思います。
具体的な政策修正の内容については、情報サイト等で確認出来ると思うので深く言及はしませんが、利上げの可能性が高くなってきたことは言えると思います。

そこで今回は金利上昇が不動産投資のキャッシュフローに与える影響額の試算について考えていきたいと思います。

まず、僕自身試算をしてみて気付いた内容としては、金利上昇の影響は以下特徴があります。

・ローンの残存期間が長いほど影響額が大きい。
・残債の金額が大きいほど影響額大きい。

また、試算の方法としては、ローン返済額のシミュレーションで、〇年目~〇年目は金利率1%、〇年目~〇年目までは金利率1.5%といったように期間別の金利率が設定できる場合は、その設定を変えることで金利率上昇の影響を確認することができます。

そういった機能がない場合は、現時点の残債、現時点のローン残存期間をローン返済シミュレーションの設定として打ち込み、金利率を上昇した金利率で設定し算出できるローン返済額と今のローン返済額が金利率上昇によるローン返済額の増加分です。

上記の方法で試算すると金利上昇の具体的な影響額が把握できます。

試算した結果を見て僕が感じたことは、まあこんなものだろう、という金額でした。
恐れる金額ではないけど、だからといってほぼ影響がないと言えるほどの金額でもないという感覚です。

ただ、試算をしてみて安心はしました。
金利上昇の具体的な影響額分からない状況下では漠然と不安を抱えていたのですが、具体的な影響額を知ることによって具体的な対策がたてられますし、心の準備もできます。

今までは金融緩和政策を変えることなんて考えられないだろうというのが一般的な見解で、具体的に金利上昇時のシミュレーションをしていた人の方が少なかったと思いますが、来年日銀総裁人事が交代することが見えており、その後更に踏みこんだ政策変更をする可能性もございます。

僕自身も予想していなかった流れですが、今後に向けてリスクをしっかりと織り込み、今後の対応策を練っていきたいと思います。

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