税金対策と繰上返済による利息軽減のバランス

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今日は投資家として考えるべき資金効率に関する話題の共有です。

来年早々に来春の海外駐在となる事例を言い渡される可能性も浮上している今日この頃ですが、もし海外駐在となった場合、国内にいる場合と比べると動きづらくなることは間違いないので、海外となった場合は、一定金額の繰上返済をしようと考えています。

非常時用に留保している現預金が積み上がっており、円金利が仮に上がったとしても、ドル金利のように急上昇することはないと思うので、このまま現預金として置いておいてもほぼ収益を生みません。

であれば、繰上返済をして、月々のキャッシュアウトを少しでも減らそうとするのが得策ですし、どちらにしても海外駐在中に物件を購入することは難しいので、購入用の頭金として留保する必要もありません。

ただ1つ思う部分があり、それが本日の話題です。

僕の法人は間もなく欠損金が解消され、毎年利益に対して税金が課される状況となります。
かかる状況下、繰上返済をすると、当然損金算入される支払利息も減少するので、その分、税金の支払いが増えます。

この税金の支払いが増えるくらいなら、繰上返済をせずに現預金として留保しておく、という考え方もあるかもしれません。

ただ、ここはシンプルに繰上返済によって増加する税引後キャッシュフロー ÷ 繰上返済で拠出する資金で計算できるキャッシュ効率が許容できる数値かどうかで考えれば良いだけの話だと考えています。

仮にこの資金を現預金として置いておいても、0.1%も収益を生み出しません。その代わり、何かあった時の余裕幅は高くなるので、安定度は高くなるかもしれませんが、最低限必要な資金は残しておくつもりなので、ここはあまりメリットとして感じません。

一方、繰上返済を行った場合、拠出した資金に対して年利3.5%程度、キャッシュフローが改善します。新たな投資を検討していて、その新たな投資がこの利回りよりも高い利回りを生み出すのであれば、繰上返済をやめた方が良いという考えも出てきますが、海外駐在中の5年程度の間に新たなに投資をすることは考えにくいので、であれば、この年利3.5%のメリットを確実に取りに行こうと僕は考えます。

繰上返済によるキャッシュフロー改善は入居率等によって左右されることなく、必ず減額となる者です。また、繰上返済によって将来の利上げリスクも軽減することができます。

ということで、繰上返済を否定する投資家もいるのですが、1つの考え方として参考になれば幸いです。

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