不動産投資を始めるタイミング

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不動産投資で重要なのは、保有後もストレスなく運営できる不動産を割安で購入することですが、全体的に不動産価格の相場が下がっている時に購入したいところです。

ということで、不動産価格が下落してくる局面を待って、不動産投資を始めようと考えている方も一定数いると思いますが、いつになっても不動産価格が落ちないばかりか、更に高騰し続けているという状況です。

もともと、東京オリンピックまでは資材や人件費高騰の影響で不動産価格が上昇し続けるものの、東京オリンピック後は不動産価格が下落すると言われていたので、東京オリンピック後に不動産を購入することで考えていた方もいると思いますが、結局コロナで資材価格が高騰しただけでなく、歴史的な円安が進み外資が日本不動産に入ってきやすくなってきた結果、不動産価格は下がっていません。

ということで、将来不動産価格が上がるか下がるかなんて、誰にも予想できないというのが結論なのかなと僕は思っています。

なので、客観的な視点で、保有後も満室経営に近い運営がしやすく、また出費を含めた、手残りキャッシュフローに余裕があり、何かあった時に売りやすい不動産であれば、購入するという単純な視点で考えた方が良いのかなと僕は思います。

そこに今の不動産市況は高いから購入は控えるといった視点も加えてしまうと、結局買えずに、不動産投資を始めることすらできなかったということになります。

ただ、不動産投資を始めることが正解ではありません。
不動産投資を始めることに重点を置きすぎて、後先考えずにリスクを取りすぎて不動産投資なんて始めなければよかったという方も多くいるので、自分で定めた投資適格の物件条件は簡単に変更しない方が良いと思います。

条件が厳しすぎると、その条件に適合した物件が出てこない期間が長期化し、待ちきれずに条件を下げてしまい、購入したら苦労するという絵図はよくあることなので、投資は負けなければ価値、つまり、購入していなくても負けていないからまだ勝ちの範疇であるという考えは持った方が良いとは思います。

今後どうなっていくか分かりませんが、自分なりの尺度、投資方針、人生における不動産投資野位置づけを明確にしたうえで、それに適合するものだけ購入していく。適合しないのであれば購入しない、という結論になっていくのではないかと思います。