不動産融資を受けている金融機関からのお願い

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1棟マンションの決済が近づきつつある今日この頃ですが、それに先立ち先日借入をしている金融機関より連絡が入りました。

その連絡の内容というのは、売却後に残った資金をそのまま置いておいてくれないか？というお話しでした。

５年間お世話になった金融機関ですし、この５年間で僕が不動産賃貸業にかける想いであったり、とった施策が成功してきたことを報告していることもあり、それだけで考えると今後融資を受けやすくなるので、今後も付き合いを続けていきたいところですが、僕が今居住しているエリアは、その信金のエリア外となってしまうらしく、今後融資を受けることができないことが分かっています。

ということで、僕としてはその金融機関と今後もお付き合いを続けるメリットがないですし、あまり大きな現預金をもっておくのもリスクが高いので、現預金はあまり残す予定はないことをお伝えしました。

お電話した方としても、僕にとって当信用金庫に現預金を置き続けるメリットがないことは分かりつつ、お願いベースで電話していたので、理解いただきました。

今後何棟も購入する予定はなく、いっても１，２棟ぐらいだと考えているので、不動産融資を受ける機会も限られているという意味で、この５年の経験は貴重な経験になりました。

５年間の中で右肩上がりに業績があがっていく報告ができたのは良かったことですし、それに対する金融機関側の考え方、また僕は一貫して金利の利下げ交渉を継続していたのですが、その交渉に対する金融機関側の対応等々、実際に経験できたのは大きかったと思います。
今後融資を受けようと考えている金融機関はあたりをつけていますが、どこの金融機関から融資を受けるにしても、その金融機関にとっては初見の法人になるため、一から話をしていく必要があります。

その時に法人の財務状態や売却した１棟運営での実績を正しく理解してもらうことによって、融資を受けやすくすることをまずは心がけたいと思っています。

今回融資を受けて思ったのが、融資時の融資条件を変更するというのは相当ハードルが高いということです。逆に言えば、業績が悪くなっても融資時の融資条件を悪い方向に変更するということもしづらいということもあるので、やはり最初が肝心だと思いました。

今回の経験も活かし、金融機関とのおつきあいも含めた財務戦略も次回の投資に向けて練っていきたいと思います。