不動産投資にコンサルタントは必要なのか?

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今日は不動産投資業界でもたまに聞く不動産コンサルタントという職業について、深堀りしていきたいと思います。

通常、コンサルタントと聞くと、定期的なアドバイスによって毎月一定の顧問料をもらうケースであったり、1回あたり〇〇〇円といったように回数性でコンサルタント料金をもらうケースがある印象があるのですが、この形式は不動産業界では見合わないと個人的には思います。

コンサルタントと聞くと、その道のプロだとみなして、色々と信用してしまう人が多いですが、不動産投資では、コンサルタントの定義があいまいですし、コンサルタントと名乗っている目的が多種多様なので、肩書が立派だからと言って信用してしまうのは避けるべきではあります。

今回は不動産投資コンサルタントの実態について僕が感じていることを書き綴っていきたいと思います。

コンテンツ

不動産業者がコンサルタント的な役割を兼ねているケースが多い

僕の印象だと、不動産投資コンサルタント専門で運営している会社は少なく、不動産業者の社員の中で不動産投資コンサルタントと名乗っているケースが多いです。

確かに、不動産仲介に日々関わっていれば、エリアごとに売買価格の相場感であったり、そのエリアの賃貸需要有り無し等、不動産投資を成功に導くための情報を一般人よりも持ち合わせていることが多いです。

なので、僕の中では不動産投資コンサルタント=不動産仲介業者の社員というイメージです。

従って、第三者目線でアドバイスをしてくれるというより、最終的には収益不動産を紹介したいという目的があることを忘れてはいけません。

不動産業者は仲介することで収益が上がる収益構造

では、不動産業者はどのようにして集計をたてているのか?これが理解できると、自然と疑いをもって彼らのアドバイスを聞くことが出来るようになります。

不動産業者にとっては、1回あたりのコンサルティングフィーや定期的なコンサルティングフィーでチマチマ収益を上げるより、収益不動産の仲介を行うことによって入ってくる不動産売買価格に対する3%程度の仲介手数料、又は自社保有物件の売却によって実現できる売却益の方が大きな金額になります。

従って、不動産業者に何かを相談することによって、コンサルティングフィーを支払ったという方はあまりいないと思います。なぜなら、彼らの目的な入口を軽くすることにより、最終的には物件を購入してもらうというのが目的であるためです。

そう考えると、収益不動産の購入を検討しているときにその物件を購入すべきか否か?ということを不動産業者に相談すること自体リスクになります。彼らとしては購入してもらわないと収益があがらないわけですが、購入したら苦労するだろう物件でも、購入してもらうよう導くという我々不動産投資家にとっては反対のインセンティブが働いてしまうため。

ということで、不動産投資業界では、コンサルタントという言葉は鵜呑みしない方が無難だと考えます。

人による部分が大きい

ただ、結局は人による部分が大きいのが不動産投資業界です。

全体としては、上記の通り、不動産業者から本当に顧客に寄り添ったアドバイスは受けにくいということは言えますが、不動産業者の担当によっては、顧客に寄り添ったアドバイスをしてくれる方もいるかもしれません。(NHKで放映されていた「正直不動産」の主人公のような方がいるかもしれませんが、僕はそのような方に会ったことはないですがw)

物件を見る目も大事ですが、人を見る目も問われるのが不動産投資です。

失敗した場合は誰も面倒を見てくれないということはしっかりと意識して、他人任せにならない、100%本当のことを言う不動産屋は皆無ぐらいに思っておいた方が無難な世界だと思います。

かっちりスーツを着て、ところどころに専門用語が混じると、あたかもプロのように見えますが、そういった方が実は入社して1か月で右も左も分からず、少し込み入った質問をすると答えられなくなるなんてこともあります。

ということで、不動産投資コンサルタントだからといってアドバイスを鵜呑みにしないようご注意下さい。

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