スタグフレーションと不動産投資

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先日は金利と不動産価格について感じていることを書き綴りましたが、今回はその内容に関連した、スタグフレーションと不動産投資について感じていることを書いていきたいと思います。

まず、スタグフレーションとは、景気後退の局面でインフレーションが同時進行することをいいます。この名称は、景気停滞を意味する「スタグネーション」と「インフレーション」を組み合わせたものです。通常、景気の停滞は、需要が落ち込むことからデフレ(物価下落)要因となりますが、原油価格の高騰など、原材料や素材関連の価格上昇などによって不景気の中でも物価が上昇することがあります。これが、スタグフレーションです。景気後退で賃金が上がらないにもかかわらず物価が上昇する状況は、生活者にとって極めて厳しい経済状況といえます。

この状況は、今の状況とかなり似ていることは理解いただけるかと思います。
現に、我々日本人の給料水準は上がっていませんにも拘らず、最近食品類、床材や壁材等の資材関連の値段が軒並み上がってきています。まさにスタグフレーションの状況です。

中央銀行としては物価安定が1つの大きな命題であるため、インフレが加速すると、金利を上げてインフレ鎮静化させる動きをみせます。

そうすると不動産投資家にとっては、売上は増えない(給料が上がっていないので家賃は上げられない)にも関わらず、原状回復費用のコストは上がり、更に金利上昇に伴うローンの返済額が増額となるので、良いことはありません。

今までは長い金融緩和の結果、低金利が続き、物価が横ばいという状況だったので、不動産投資家にとっては賃貸経営がやりやすい状況ではありましたが、今後は少なくとも今よりは厳しくなっていくことが予想されます。

ただ、日本は諸外国と比べて、簡単に金利を上げれる状況ではないので(消費が弱いので)、ローン返済額はすぐに上げれないにしても、足元の原状回復費用は着実上がってきています。

このような環境下であえて不動産投資に資金を入れるのか?それとも違う投資にお金を入れるのか?はたまた投資時期を待つためにひたすら種銭を貯めることに注力するかは投資家判断になります。

コロナによる世界的な金融緩和の副作用、ロシアのウクライナ侵攻が重なり、資源価格が急激に上がってきており、それが我々の生活コストにも影響を与える状況になってきました。不動産投資家にとっては他人ごとではなく、直接キャッシュフローに影響する状況となってきているので、僕自身も今後の投資方針については慎重に考えていきたいと考えている次第です。

本業で金利関連の情報が集まる部署にいるので、そういった情報を活用しつつ、適切な投資判断をしていきたいと思います。

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