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今日はなぜ銀行は投資用物件に低利な住宅ローンを出せないか?という話について、先日銀行の融資担当者にお聞きした話を共有したいと思います。
まず、みなさんお気づきだとは思いますが、現在普通のサラリーマン大家が投資用ローンを借りた場合は、2%を超える水準になるのに対して、住宅ローンは0.5%以下で融資を受けることができるので、住宅ローンの方が料率が低くおさえられています。
我々不動産投資家としては、当然より低利な融資を受けて、不動産を購入した方がキャッシュフローが増えるので、出来れば住宅ローンを使って、投資物件を購入したいと考える方もいると思いますが、基本的には認められていません。
なぜか?
それは金融機関として、自己居住用の物件購入にかかるローンであれば、債務者は支払わない可能性が低いと考えている、ということが1つ。
もう1つは、住宅ローンの返済原資はサラリーマン収入なので、所属企業がしっかりしていれば、銀行としての与信リスクは低くなるから、というのが2つ目です。
1つ目の点について、仮に住宅ローンの返済滞納が続き、銀行に差し押さえられた場合、所有権が銀行に移転し、自分の住む場所がなくなります。
一方、投資用物件の場合は、自分が住んでいるわけではないので、返済に対するコミットメントが住宅ローンと比べて低くなる、という考え方をしていると住宅ローンの担当者は仰っていました。
ただ、どちらかと言えば2つ目の方が大事な要素です。
住宅ローンの返済原資は上記の通りですが、投資ローンの返済は投資用物件からの家賃収入になります。
大企業からの給与と投資用物件からの家賃収入ではどちらが安定していると思いますか?
企業の財務状況によりけりな部分もありますが、一般的には企業からのサラリーマン収入の方が安定しているとみなされます。
従って、住宅ローンの方が与信リスクが低い=金利率が低いということになっています。
これとは他に、低利な住宅ローンの普及によりマイホーム購入が促進されるという政策的な側面もあって、住宅ローンはかなり低い金利率となっているという感覚もあります。
不動産投資をやっている身としては、マイホーム購入も一種の投資であり、その投資対象のローンを低利で受けられる住宅ローンは必ず活用した方が良いと思いますし、不動産業者の方も同じご意見の方が多いので、住宅ローンをまだ活用されていない方はそういった面でも購入の検討をしていただければと思います。
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