証券アナリスト二次試験学習(経過報告)

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昨年12月から開始した証券アナリスト二次試験の勉強ですが、早くも勉強を開始して3か月が経過したので、今日は経過報告をしたいと思います。

昨年4月に証券アナリスト一次試験に合格し、そこから今回の二次試験の受験をするという流れなのですが、この二次試験に合格して、はじめて証券アナリストを名乗ることができます。と言っても、証券アナリストの資格を取得している上司曰く、名乗っても名乗らなくてもあまり変わらないという話でした。

なので、今回の1次試験の時と同様、今後の不動産投資家としての活動、また、FXトレーダ―見習いとしてのファンダメンタルズの知識強化のために趣味的な流れで勉強しています。

科目としては以下4つになります。

〇証券分析
〇企業分析
〇市場と経済
〇職業倫理

そして、二次試験は一次試験とは異なり、全て論述問題です。
しかも、午前4時間、午後3時間で合計7時間の試験なので結構負荷が大きいです。

内容としては、一次試験と重なるもしくは深堀りしているといったものが多いですが、好景気の時の金利の上がり方、景気が悪い時の金利の下がり方等々、金利商売と言われる不動産投資にも活かせるような内容が多いと感じています。

ただ、結局は理論が分かっても、完全に予想することはできないので、この知識が直接収益につながるかと言われるとそういったものではないですけどね。あくまで投資家としての知識を広げようとするものです。

例えば、最近日本の長期金利が上昇してきているといったニュースがありましたが、これが不動産投資の金利に影響するのか?という話、変動金利にはすぐに影響しないけど、固定金利には影響する可能性もあるということになりますが、恥ずかしながら、財務部に配属されるまではこの話、分かりませんでした。

そもそも、長期金利とは、市場参加者が直近の中央銀行政策金利から今後の金利上昇又は下落を織り込んでいる期間平均です。

例えば、現在の政策金利が0%で、1年後に金利が1%となるという市場の織り込みになっている場合は、1年もの金利は0.5%程度になります。(1年間の平均レートのため)

但し、実際の金利上昇が現時点の市場参加者の織り込み通りに進むか否かは分かりません。市場の織り込みより利上げが進む可能性もございますし、逆の可能性もございます。

なので、長期金利が上がったからと言って、必ず不動産投資の変動金利に直接影響を及ぼす中央銀行の政策金利も上がるかは定かではないのです。

直近までは世界的なインフレ抑制のために海外各国が利上げを行うという姿勢が強く打ち出せれていましたが、ロシアのウクライナ侵攻により景気下落リスクも出てきたので、劇的な利上げはしにくくなってきています。

大事なのは自分がリスク背負える範囲なの債務の大きさにしておくということだと思います。金利が上がっても、保有している現預金である程度の金額を返済できる状況であれば、金利上昇もそこまで怖くありません。

ですが、自分の手に負えない規模で借入をしている場合は、金利上昇に伴う返済額増加の影響が大きくなります。

金利はいつか上がると言われつつ、かれこれ20年程度、低金利の状況が続いているので、予想は難しいですけどね。でも、しばらくは日本の金利が大きく上がる可能性は低いというのが財務的見地がある方々の意見だと僕は理解しています。

ということで、証券アナリスト二次試験の6月上旬に向けて、引き続きコツコツ勉強をしていきたいと思います。

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