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不動産投資に取り組めるくらいの信用力をお持ちの方は、どちらかといえば恵まれた環境下で育った方が多いかと思います。恵まれた環境というのは、最低限の一般教養は備わっている友人や知人がほとんどの中で育ったという意味で申し上げています。

しかし、不動産投資をはじめて多くの人種と関わり始めると今まで出会ったことのないような方と接することが増えていきます。それが良い時もあれば、悪い時もあるのですが、今回は悪い時の話を中心的にしていきたいと思います。

不動産売買仲介業はどちらか言えば参入障壁が低い業界であり、目の前の仲介手数料に目がくらみ、伝えるべき情報をあえて隠したり、逆に事実でないようなことを伝えたり等々、詐欺被害に遭うケースも良く聞きます。

今回は、不動産投資詐欺被害でよく聞く手付金持ち逃げ被害に遭った自分自身の反省点を皆様にシェアするのが主な内容ですが、手付金に限らず誰かにお金を預ける判断をする前は、熟慮の上行動に移していただくことをお勧めします。

不動産投資での詐欺被害を防ぐためのGoogle検索を忘れずに

まず、手付金等の預けた現金を持ち逃げされる前の予防策について、不動産投資の活動で初見の業者や担当者との面会後は必ずインターネットで業者・担当者名の検索を行い、その業者や人物に関するネガティブな情報がないか否かについて確認するようにしましょう。

僕が手付金を持ち逃げ詐欺被害に遭った人物は、その人物名で調べると過去に手付持ち逃げではないですが、別の案件でトラブルになり、訴えられているという情報が掲載されてはいました。そこまで調べたのは良かったのですが、その情報をその担当者に確認したところ、自分たちを正当化するような説明がなされ、信用してしまったところに僕の甘さがありました。

最終的には、人を見る目を養っていくというのが重要だと思いますが、恵まれた環境下で、詐欺被害に遭うようなことがあまりない世界で育ち、社会人としても身の回りの人間関係で金銭的な詐欺の事例を聞いたり、自分が経験する機会がないとなると、目を養うのが難しくなってきます。

従い、不動産投資での詐欺被害の予防策としては、インターネット検索でネガティブな情報が出てきた業者や担当者とは付き合わないというのがベターです。煙がないところには火がたたないという話は当たっていることが多く、過去にインターネットに載ってしまうようなトラブルが発生しているということは、その業者や担当者に何らかの問題がある可能性が高いと個人的には考えています。

一番安全なのは、長年お付き合いのある信用のおける人から紹介してもらった業者や担当者とお付き合いをすることだと思います。間にクッションを挟んでいると、何かトラブルが発生しても、初見の場合と比べて解決まで至る可能性が高いという話はよく聞きます。

不動産投資で詐欺被害に遭っても保証される可能性あり

とはいっても、詐欺被害に遭う可能性も0ではありません。最初から人を騙す目的で近づいてきた人の嘘を見破るのは相当な経験が必要です。

そこで、宅建協会の保証金制度というのがあります。

宅建業を営むためには、保証金を納めないと始められないルールになっています。この保証金が、その宅建業者が宅地建物取引業においてトラブルを起こしたときに充当されます。

ただし、何でもかんでも保証されるわけではなく、あくまで宅地建物取引に準じた取引を行っている最中に発生した損失補填をするというのがこの保証金の目的であり、宅地建物取引業とは関係のない、完全な詐欺等により被った被害は補填されません。

また、金額については1,000万円が限度額となっており、保証される順番は申請順位に準じます。従って、不動産投資で詐欺被害に遭ったと少しでも気付き始めたのであれば、まずは苦情申請を行い、保証順位を確保することをお勧めします。初動はかなり大事です。

加えて、この保証金の認証というのはかなりの時間を要します。

事務員の方にどの程度で最終結果が分かるのかお聞きした時は大体1年程度は見ておいた方が良いというコメントをいただきました。

本人から回収するのが1番ですが、それが厳しい状況となった場合の補完的な役割として、まずは申請をしてみるようにしましょう。

不動産投資で詐欺被害に遭ってもすぐに諦めない

最後に、不動産投資で詐欺被害に遭い、詐欺を行った業者や担当者との連絡手段がシャットダウンされるとすぐに諦めてしまう方が結構います。これはもったいないというのが個人的な感覚です。

僕の場合は、粘った結果、詐欺を行った担当者とまだつながりのある業者を紹介していただき、僕を騙した担当者と面談することができました。

また、人を騙してお金を搾取するという行為に味をしめている人間は同じことを繰り返す傾向があります。トラブル直後は外に出てこないですが、時間が経過したら、また不動産投資の世界に戻り、詐欺を行う可能性もあります。

人生を豊かにするために始めた不動産投資で詐欺に遭い、毎日思い悩んでいるのも人生もったいないと思うのですが、完全に債権回収を諦めてしまうというのももったいない話です。どこかで気持ちを切る必要もありますが、そのあたりのバランスは難しいところではあります。

適度な距離感を持ち、継続的に探していけばいつか見つかると信じて、情報収集は続けるようにしましょう。もし、債権回収が実現しなかったとしても、頑張っている姿に感化され、他の業者から良い物件が紹介されたりするかもしれません。とにかく、ポジティブシンキングは重要だと考えています。

不動産投資での詐欺被害に遭わないためには、上記予防策を取ることが一番重要ではありますが、もし被害にあっても、債権回収に向けた行動を迅速に、長く細くやっていけるようにしていきましょう。

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