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昨日は超高属性の友人である外資系金融マンの不動産投資について紹介させていただきましたが、日系企業勤務の方であったり、公務員の方等はそもそも彼ほど融資を組むことができないので、それが良い意味でも悪い意味でも投資の抑止弁として働いている印象をもっています。
不動産投資の投資方針は人それぞれですが、投資方針を決めるにあたり、不動産投資を始める年齢も考えた方が良いと思います。
投資全般では、若いうちはよりリスクを取った投資を行い、年を経るごとにリスクを下げた投資をしていくということが言われていますが、不動産投資でも同じことが言えると思います。
不動産投資では一般的に純資産対比の借入比率が大きくなればなるほど、そして、利回りが高ければ高いほど、リスクが高くなります。
分かりやすい例でいえば、民泊物件は高利回りで売り出されていますが、日別の運営が求められますし、都内物件の場合は、宿泊者は外国人がメインになる物件が多いので、トラブルリスクも高く、その都度振り回される可能性もありますし、想定した利回りを実現する難易度も高いです。
また、当たり前の話ですが、純資産1,000万円の方が2億円の物件を購入するのと、純資産1億円の方が2億円の物件を購入するのとでは緊急事態が発生した場合に対応できる範囲が異なりますし、それを理解している方にとって、純資産対比の借入比率が高いと日々不安になってしまうかもしれません。
ただ、若ければ何とかなることが多いです。
民泊であれば、自分で対応できる時間も捻出しやすいでしょうし(子供がいなかったり、独身の場合)、リスクが実現する怖さを知らないので、前向きに進められます。
一方、年齢を重ねるほど、子供関係の対応、両親関係の対応等で、自分の時間を捻出しづらくなりますし、周辺の友人や知人が投資に失敗して人生を棒に振るってしまったというようなネガティブな情報が入ってきやすい環境になってくるので、より慎重になり、考えなくても良いリスクを考えたりもします。
なので、リスクが高い投資をしたいのであれば若いうちにということは賛成です。
が、不動産投資は金額規模が大きいので、失敗した場合は自己破産をする可能性もあります。実際に僕と同時期に不動産投資を始めた同年齢の知り合いは自己破産をしてしまい、その後どうなったかはしりません。
リスクを取れると言っても度合いは考えた方が良いとは思います。
とは言っても、取ってよいリスク、取るべきでないリスクの見極めは難しく、この部分について軸を持っている投資家の方が圧倒的に少ないです。
僕は現在保有している1棟マンションを売却することができたら、上記の点を明確にしつつ、将来的な投資方針を再度構築したいと思っているところです。
では、どういった不動産投資をしていくべきなのか?については、今日は長くなってしまったので、明日お話ししたいと思います。
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