ポンジスキームに騙された過去実例

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不動産投資を始めようと考える方は他の投資にも興味を持つ方も多いかと思いますが、不動産投資では種銭が必要であるにも関わらず、他の投資で失敗してしまう逆に種銭を減らしてしまうというのは本末転倒です。が、結構聞きます。

実は僕も過去20代中盤頃の若いころ、投資詐欺に騙された経験があり、種銭を小さくしてしまった過去があります。

このブログを読んでいる方がそういった投資詐欺に騙されないよう、本日は当方の身に起こった実体験を共有させていただきます。

まず、この投資話が来たのは約6年前の2016年頃でした。
不動産投資でお世話になっている当時時点で既に5年以上お付き合いがあり、信用している方からの投資お誘いの話でした。

内容としては、欧州の人件費が安い工場で格安でハイブランド品を製造し、日本の小売店に卸すことにより、通常より大きな利ザヤを生めるスキームがあり、そのスキームの運転資金に投資資金を活用するというものでした。利ザヤは月利10%というかなり高いものでした。

当時、その投資スキーム自体はあまり理解していなかったのですが、紹介してくれた方を信用していたので、500万円おかねをつっこみました。

その後、200万円弱の資金を回収したところで、投資話を紹介してきた方から投資元の方から利益を出すのが難しくなったと話があり、その後は一切配当がなく終わりました。

話によると、その信用している方も3,000万円程度出資していたらしく、自分も損失が出ていて困っているという話でしたが、今となっては何が本当なのかは分かりません。

この投資話、今思い返してみると典型的なポンジスキームだったのかなと思います。

騙された大きな要因は分からないものに投資してしまったということです。
その当時は不動産投資も順調にいっていて、気が大きくなってしまったということもあります。

何事もそうですが、ちょっとした油断が大きな失敗につながることが良くあります。

僕の場合はこういった経験を比較的若い年齢で、また、リカバリー可能な金額の範囲内でできたので良かったのですが、これが家族持ちで、生活に影響するレベルの資金を出資していた場合は、将来に人生プランが崩れることにもなります。

不動産投資も含めてですが、投資は人生を豊かにするために行うものです。
リスキーな投資や内容を理解していない投資を行うことは本末転倒になるので、そのあたり考えて投資活動をしていただければと思います。

こういったことを経験すると、規模拡大より地盤固めを優先するという、保守的な投資方針になっていくんですよね。。。