不動産業者は顧客のためでなく利益のために動いている

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不動産業者と話すと、よくお客様第一という言葉を聞きますし、不動産会社のホームページなどを見ても顧客第一主義なんて言葉良く見かけますが、建前と本音を理解していないと誤解してしまう方も多いと思います。

という僕も、この言葉を鵜呑みして、不動産業者は顧客に寄り添って、自分のために動いてくれていると信じていた者の一人です。

それが、不動産業者からアドバイスを受けていたことが実際に運用してみて全然異なったり、何かを断ったり、何かが終わると突然態度が変わったり、電話の折り返しがかなり遅くなったりすることを通じて、顧客第一主義というのは建前であって、結局は利益のために動いているということに気付かされます。

そのことに気付かされるのが遅く、既に大きな損失を被ってしまうことが確実な状況で、リカバリーが難しいと大変厳しい状況に追いやられます。

僕の話で言えば例を挙げたらキリがないのですが、例えば最近の話で言えば、現在売却活動中の1棟マンションの媒介契約を取るために電話を頻繁にもらっていた業者がいたのですが、今まで頑張っている業者を切る気にはなれないと丁重にお断りしたところ、その後別業務に関する電話をかけても通じないことが多くなり、折り返しもかなり遅くなりました。

また、1棟マンションの仲介としてお世話になった方に対して、購入した時から数年後に不動産融資に関する一般的な質問をしたところ、「すぐに確認して返答します」と回答があったにも関わらず、その後返答はありませんでした。購入時はあれだけこまめに連絡をいただいていた方だったのに・・・と残念な気持ちになりました。

不動産業者はノルマがあるので、常に数値に追われています。

その数値を達成するために、その数値と関係のないことは後周りにして、その数値に直結することを最優先にするという人種です。

中には余裕があって、本当に自分のために動いてくれる不動産業者の方もいるかもしれませんが、こと不動産投資については、性悪説をベースに人と接した方がベターです。騙されなければ損失が発生することもないですから。

若いころは本音で話し合える関係性を築きたいと切実に思っていましたが、利害関係にある以上、なかなか本音では語りにくいですよね。。。学生時代の友人で今不動産業を営んでいる人と話すとかであれば、本音で語りあることもできるのかもしれませんが。

また、お金がある人ほどいろんな目的で寄ってくる人が増えるでしょうから、段々人間不信になっていく流れも今は容易に想像できます。

あまり期待しすぎず、欲張り過ぎずで、のほほんと生きるのが良いのかなーと最近は思いますが、皆さんは如何ですか?

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