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今年も残り半月程度ということで、2022年の振り返り及び2023年に向けての目標設定を進めているところです。そこで、今回の記事では1棟マンションの今年の稼働率について振り返りを進めるとともに、改めて感じたことを書き綴っていきたいと思います。
まず、2022年は1月~4月にかけて、毎月退去が発生したものの、終わってみれば5月以降は退去がでず、98.5%の稼働率が達成できました。2021年は退去数が2件だったのに対し、2022年の退去数は4件だったので、若干増えましたが、それでも平均よりは少ない退去でした。
また退去となっても、平均1か月程度で埋まったので、空室ロスも小さく、ほぼ満室ベースの家賃収入を享受できた年でもありました。
一方、今年は年初からゴミ屋敷対応に始まり、年末は漏水被害対応に追われ、想定外の出費が2件発生し、コストとしては1年間で過去最大の支出がありました。
ただ、トータルで見ると黒字で負われたのは1つ自信になりました。
30部屋という規模で、100万円を超えるトラブルに複数回見舞われることはあまりなかったので、一旦山は越えれたのかなと感じています。
この激動の1年を終えようとしている今感じていることは、目の前のことを1つずつ丁寧に対処していくことの重要性です。トラブルが発生した時、焦りが生じることもありますが、その時には自分にとって大きな出来事であっても、後から振り返ると大したことなかった、勉強になったという出来事になることもあります。
なので、何が発生しても、まずはその問題を丁寧に対処することの重要性を改めて感じました。
また、トラブルが発生した時の初動の早さ。これも大事です。初動に対してはトラブル対応に限らず、全ての事で意識はしていましたが、今回のトラブル2件の対応では、初動が早かったので、被害が拡大しなかった、また解決までの時間が短縮できたということがありました。
オーナーとしては上記の意識をもって、管理会社に共有し、動いてもらうこと、これが基本動作です。管理会社は多くの物件を管理していて、自分の物件に対して自分ほど注意して管理はしていません。
なので、オーナー自ら危機感をもっていること、解決して欲しいことを管理会社に伝えないと、自動的には対応してくれないことは理解しておくべきことです。
今年はこの2件にトラブル対応について、管理会社に早めに発信を行い、色々とご協力いただきましたが、僕が発信していなければ解決まで時間はかかっていたでしょうし、空室損失ももっと大きくなっていたことは間違いありません。
今の管理会社との付き合いも早5年になろうとしていますが、僕の考えや動き方が伝わりつつあります。来年以降もトラブルは発生すると思いますが、焦ることなく適切に対処、初動早くを意識して損失を最小限におさえる運営を意識していきたいと思います。
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