海外駐在した場合と日本在住の場合とで異なる戦略

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僕は新卒の頃、海外で勤務することを希望条件として就職活動をして、今の会社に入り、実際に10年前ぐらいに海外実務研修ということで、数年海外駐在の経験をしています。

それが周りの人事異動の状況を見ていると、来年もしかしたら海外駐在になる可能性も出始めていて、不動産投資の戦略を考えにくい状況になっているというのが現状です。

今後不動産投資の規模を大幅に拡大していく、といったことは正直考えていませんが、自分の身の丈に合うレベルでは買い増しも考えています。ですが、海外駐在となった場合は、現地調査ができないなど、購入までのハードルが高くなるので、海外駐在となった場合は購入は控えることになるかと思います。

また、現在所有している物件を売却するにしても、海外駐在となった場合はハードルが上がります。1年以上滞在する場合は、非居住者としてみなされ、売却金額に対して一定割合の源泉所得税が発生してしまいます。

一方、国内に残れた場合は、不動産の新規購入についても、また、所有物件の売却にしても難なくできます。

ということで、海外駐在になるのか?それとも国内に残れるか?で今後の戦略が変わってくるので、来年早々にあると思われる人事異動の内示までは具体的な戦略をたてにくい状況にあります。

不動産投資自体は楽しみながら、充実感を得ながら取り組めていて、今後も継続していきたいと考えてはいますが、海外で働きたいという思いもあります。不動産投資がなければ、心置きなく海外駐在ができるのでは?と思うこともありますが、家賃収入がなくなると、一気に社畜化してしまう恐れがあり、主要な給与外収入である家賃収入は精神的なゆとりを維持するためには必要だとも感じています。

人生、その時々に起きた出来事に一喜一憂しがちですが、後から振り返ってみると、その時に最悪だと感じていた出来事が実は良い結果につながる分岐点だった、なんてこともあります。僕の場合は、独立ではなく、サラリーマンという道を選んでいるわけですから、人事異動には従わざるを得ず、与えられた環境の中で、自分のやりたいことが実現できるよう環境を整えていきたいと思っています。

今はどちらに転んでも対応できるよう事前に準備できることはしている、といった状況です。
精神的にも、物理的にも、すぐに反応できる状況にはしておきたいと思います。

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