不動産投資で目標達成時期を明記することのデメリット

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今は自己啓発セミナーを毎日受けている状況なのですが、自己啓発セミナーでは必ずあるといっても過言ではない「目標を明確にする」という話ですが、不動産投資においては危険だと個人的には思っています。

通常、こういったセミナーでは、〇〇までに〇〇を達成するというように具体的な時間と達成したい事項を可能な限り具体的に明確にしたほうが実現しやすいと言われています。

ただし、不動産では市況があるので、高い時期に無理して購入することが、その目標達成とはなっても、後々自分を悪いサイクルに陥れる可能性もあります。

もし目標を設定するのであれば、①購入する不動産の条件を明確に設定し、かつ②〇〇までにという時間設定は除く形であればよいのかもなーと思います。時間設定をすると、その期限までに購入しなければという焦りが生じます。焦ることにより、当初設定した条件を下げたり、たかをくくられ騙されたりすることもあるので、あまり良いことはないと思います。

そもそも、不動産は千三つと言われていて、千の不動産情報があっても、自分の条件に合うのは3つぐらいしかなく、その内、買い付けを入れても通るのが1つあるかないかというぐらいの確率で考えておいた方が良いくらいの確率です。

もちろん、購入する不動産の条件を落とすことにより、買い付けを入れる物件を増やして、購入できる確率を上げるということも考えられますが、それだと本末転倒です。購入してからの失敗可能性がぐんと上がります。

事業転換をしたり、自分の努力によって事態が変わることであれば、期限を決めて目標設定することは大いに効果があると思います。しかし、不動産投資等の投資は、いつまでにということを決めてしまうと、投資にとって大敵な焦りが生まれ、それが結果を出すことには逆効果だと思います。

ただ、自分では成功できないと思い込むよりも、成功できるという考えをもって臨むことは重要なのかなと。でないと、モチベーションが続かないと思います。その代わり、自分なりの投資方針を明確にして、この条件以下の物件は購入しないという約束を自分の中で作る必要があると思います。

自分が今まである程度結果が出てきたこと、逆に結果が出なかったことを分類して、なぜ結果が出なかったのか？という振り返りをしているのですが、共通点が見え始めてきています。総体的に言えるのは、なんやかんやでメンタルブロックを作ってしまうことが意外と多いなと思います。前に進むだけではなく、振り返ることも大事ですよね。