事前予想と結果は大きく異なることがある

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何も考えずに生きているとニュース番組や新聞等、一般的な世論が正しいと思い込んでしまう人も相当するいると思いますし、僕自身も自分の軸がない内容については、ニュース等で報道されている内容に引きずられてしまうこともあります。

不動産についても、多くの世論が入ってきます。
例えば、東京五輪の前までは東京五輪までは日本の不動産価格は上昇していき、東京五輪後は不動産価格が下がっていくというのが一般的な世論でしたが、ふたを開けてみれば皆さんご存知の通り、東京都の不動産価格が未だに上昇を続けています。、

コロナによって市中にお金がばらまかれたことに加えて、海外と日本間での金利差が広がり、急激な円安が進んだ結果、日本の不動産が世界的に見ても割安になりなり、海外からの資本がより多く入ってきやすくなっているということもあります。

要は、将来どうなるかは誰も分からないということです。

今であれば、米国の高金利はしばらく継続して、日本の利上げは限定的なので、しばらく円安が続き、日本の不動産価格の下落は限定的という意見を聞くことが多いですが、本当にそうなるかは誰も分からないということです。

大事なのは自分にとって悪い動きになった時であっても生活に支障をきたさないリスクの範囲内で投資が出来ているか？もしくは一方の投資が上手くいかなかったとしても、一方の投資が逆の動きをして、利益と損失で相殺することができる等、リスクヘッジになっているか？等、最悪の事態になることを想定できているか？だと思います。

アベノミクスから10年程度継続して不動産価格や株価が上昇し続けていて、相場が上がり続けていた局面しか経験していない人にとっては、大きな下落を経験したことがなく、リスクを考えずに投資してしまいがちです。

なので、一般世論によって全てを決定するのではなく、自分なりの考えをもって、また自分なりのリスクヘッジをした上で投資することは考えていただきたいとは思います。

投資は負けなければ勝ち、というマインドセットは個々で重要になってくるかと思います。
勝たなければ負けという考え方だと、大きく利益を得る＝リスク許容度を超えた投資をすることにつながりかねないので、情報は1つの選択肢として捉えて、自分で考えて投資をする習慣を身につけましょう。