1棟マンション引渡し日当日の朝

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今日のブログは１棟マンション決済日当日の朝に書いたものをアップしています。

１棟マンションを購入してから５年２か月、購入当初はもっと長期で保有する方針でしたが、購入前に想定していなかった負荷がかかったり、子供ができて時間がなくなったり、物件住所から離れた住所に引越ししたり等々の理由で今回の売却決断に至りました。

ワンルーム１棟マンションを保有して感じたことは、空室を埋めたら次の解約通知が届くというように、１年間落ち着かないので、そういった環境に慣れることは重要だと思いますし、適正があると感じます。

僕は割と満室稼働に近い状況で運営をしたいという考え方なので、常に空室を埋めることを考えてしまい、色々悩まされましたが、その悩んだ結果行った施策が上手くいくことが多く、ここ３年ぐらいはほぼ満室の状態で運営できたことは自信にしたいと思いますし、今後の賃貸経営にも活かしていきたいと思います。

運営している時は全てから解放されたい、自由になりたいという気持ちもありましたが、いざ決済当日になってみると、悩んだ日々であったり、多くの業者と物件の運営改善に向けて話し合ったり、助言をもらったりしたことが過去の良い思い出として蘇り、寂しさも多少感じます。

今後僕が今回売却したような規模の物件を購入するかは分かりませんので、30歳前半でこのような経験をできたことは非常に良かったとつくづく思います。

1棟経営は区分マンションとは異なり、物件全体のことを考えて運営していかなければなりません。
区分マンションであれば、自分の部屋だけ気にかけていれば、共用部は管理組合で考えて運営をしてくれるケースが多いですが、1棟については共用部の維持補修も気にかけなければならず、その維持補修で悩まされることもありました。

１棟経営は経営者の思考を育てられるものだと思うので、是非挑戦して欲しいですし、自分も次の物件を購入するのであれば、また１棟にしたいという思いもあります。

また、１棟運営をしていく中で僕が週末に動かなければいけないこともあり、特に子供が産まれたあとは妻に負荷がかかることが多くありました。不動産投資は人生を豊かにするために始めるものですが、やはりサラリーマン大家の場合は普通のサラリーマンと比べて更に時間が取られることは間違いないので、家族の理解を得て始めること、というのが非常に重要だと思います。

ここまでこれたことは家族に感謝したいと思っています。
有終の美で終われそうなので、得た収益の一部は家族にも還元しつつ、これからのキャリアや投資についても考えていきたいと思います。