不動産投資を始めて12年間の振り返り

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僕が最初の物件を購入したのは2011年11月末でした。
ということで、そこから丸12年間が経過したのですが、色々トラブルに見舞われたり、毎日悩まされていた時期もありましたが、現在は不動産を所有していることを忘れるくらい順調に運営ができています。

当初不動産投資を始めた目的は、不動産から得られる家賃収入だけで将来暮らしていこうということではなく、副収入が何もない状況で独立起業をするのは怖いので、安定的な収入である家賃収入の基盤を固めた上で、独立起業しようというものでした。

その後、不動産投資の世界にのめり込み、念願だった１棟マンションも購入し、その１棟マンションを売却し、今に至っており、当初目標にしていたことは既に達成している状況ではあります。

僕は最大４億円程度の借入をしましたが、人それぞれ扱える規模の器は違います。
僕の場合は、ワンルームが多くなったということもありますが、４億円の規模で運営する程度がいっぱいいっぱいという状況でした。

本業の忙しさであったり、家族と一緒に過ごす時間とのバランスを見て“いっぱいいっぱい”と言っています。

この12年間、日本は金融緩和を継続し、その結果株式や不動産価格は大きく上昇しました。12年間前に始めていれば、目利き力がなくとも、失敗する方が難しいというくらいの価格差だと思います。

ただ、今後は日本の金利が上昇し、高止まりしている不動産価格が下落していくことも考えられる状況にはなってきているので、今の市況で勝負すると痛い目に合うことも考えられると思い、今後の不動産購入は慎重に進めていきたいと考えている次第です。

ただ、ほぼ金利を生まない円預金で持っておくのであれば、利回りは低くとも、キャッシュを安定的に産んでくれる不動産をコツコツ購入していった方が良いという考え方もあるので、余剰資金の活用方法については、熟慮が必要になるとも思っています。

来年後半くらいから、不動産購入もあり得ると考えており、今は相変わらず毎日の物件検索は継続しています。ただ、やっぱり、高いなーとは思いますが、これは！と思える物件もあるのはあるので、そういった物件を拾っていくということなのかなと思います。

本業は忙しい状況が続きそうなので、体調管理に気を付け、バランスを取りながら、来年不動産投資歴13年になるときに、理想的な状況にまた近づいたと言える１年にしたいと思います。