1棟マンション売却の反響状況と売却に対するスタンス

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6月上旬にかなり高値だと思われる水準で売り出しを開始した1棟マンションですが、売り出してから5か月程度経過したものの、今のところ具体的な話は耳に入ってきておりません。予想はできていたもののやはりそうかという感じです。

但し、保守的に計算してくれた会社の最安値で売却したとしても、今の残債以上なので、今の市況であればいつでも売却できる状況であることは確認でき、焦りはあまりありません。

加えて、この1棟マンションは今年稼働状況が好調であり、かつ、基地局収入も入り始めてきたため、かなり太い柱になってくれています。売却価格を下げて売るほどお金に困っているわけでもないので、1年ぐらいかかる覚悟でしばらく様子を見たいと思います。

今後の市況によりますが、欲を言えば、来年中には売り切りたいなとは思っています。

人生計画の練りこみの中で、今後の不動産投資方針についても落とし込んでいっているのですが、やはり1棟マンションについては売却した方が、自分の考えているエリアや規模で不動産投資を進めやすくなるという結論に至っています。

僕が将来的にその1棟マンション付近に本拠を構えて暮らしていくということであれば、プラスに働くこともあると思うのですが、どう考えてもその物件付近に今後住むことはなさそうなのと、今後の管理コストや物件が古くなっていくことに伴う各種リスクの増加を考えると、自分が考えている値段内で売れるのであれば、売却しようと思います。

実際、最近は毎年エレベーターを交換したほうが良いという連絡が来ており、購入後より5年ぐらいで500万円前後の費用が発生することは見込んでいましたが、中長期で保有していくのであればそろそろ真剣にエレベーター交換する時期に差し掛かっています。

ただし、僕が考えている値段で売れない可能性も十分あります。

その場合は長期保有を視野に方向転換するというシナリオもあります。その場合は、残債をゼロにしてから再スタートかなーと考えているところですが、時間がかかります。

今後は個人としてリスクを負わないということを優先に、法人で不動産投資規模を拡大していく所存です。それを考えた場合、今は負債が大きい状況なので、金融機関から代表者保証を入れろと言われる可能性が高く、また、代表者保証を入れないと新たな借り入れは難しいだろうと踏んでいます。

この状況を打開するために一旦負債ゼロにするということを考えています。

今年は1月以降空室がゼロです。24部屋のワンルームマンションでここまでの稼働率が高くなるのは異常だと感じていますが、購入してからの3年半トータルで考えると、1年あたり解約率25%程度になっているので、購入初期に空室が多かった分、今年は調整で空室が少なくなった程度に捉えています。