投資は時給換算で考えないこと

今日も↓↓↓をぽちっとお願いします。皆さんのポチが励みになります！

人気ブログランキング

サラリーマンを長くやっていると、労働を提供している見合いとして給料をもらっていることもあり、お金は時間の経過に応じて増えていくという考え、つまり、時間給という考えを持っている方が多いと思います。

投資でこの時間給の考えを取り入れてしまうと、時に損をしてしまうこともあるので、僕は投資に置いては時間給の考え方は取り入れるべきではないと思います。

というのも、例えば、不動産投資で言えばですが、長く保有することによって、全体の不動産市況が悪くなり、運営は上手くいっているのに売却価値が下がることもありますし、エレベーター交換や大規模修繕工事が発生することにより、想定外の出費が発生することもあります。

FXトレードについて言えば、長く保有することによりスワップ利益が積みあがることもありますが、自分に不利な動きが為替で起こり、結果、短期間で利益確定していれば良かった、なんてことも多々あります。

投資においては、時間給の考えよりも、安く買って、高く売るという部分にフォーカスして、そのための判断をする、という部分にお金が発生するという考えが重要だと僕は思います。

1つ1つの判断を雑に行うと、結局はその後苦労して、心身ともに投資に体力を吸い取られかねません。その認識を持たずに、サラリーマン時と同じように、判断をミスっても、誰かがカバーしてくれると他力本願的な考えで判断をしてしまうと、その後自分に直接損失が降りかかってきます。

サラリーマンを長くやっているのと、「判断」に対する重要性の意識が薄れてしまうので、ここは意識していく必要があると思います。

あと、時間給の考えを投資に持ち込んでしまうと、投資を楽しめなるのでは？とも思います。
不動産投資の運営について考える時間、実際に現地にいって物件の整備等をする時間。
FXトレードのチャートを見る時間、次の週の戦略を考える時間等々、かけた時間に対してお金が発生していると考えてしまうと、損が発生したときに自分の中で整理納得できなくなってしまいます。

投資は退場しなければ、トライ＆エラーの繰り返しにより失敗可能性が下がっていき、より成功しやすくなっていきますが、途中退場者が多いのが事実です。

時間給という投資に合わない概念は持たず、１つ１つの判断を大事にする、という感覚をもって投資全般に取り組んでいただきたいと思いますし、僕自身もそれは念頭において今後の投資活動を続けていきたいと思います。