管理手数料と家賃滞納時の対応費用

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所有してから1回も退去になっていない区分マンションが退去となった旨はお伝えしましたが、来年海外駐在の可能性もありますし、他の区分マンションも現在1棟マンションの管理委託をしている会社に管理委託する可能性もあるので、今回退去となった部屋を管理委託することで考えています。

この管理会社、1棟マンションの管理委託をした当初はゆるゆるな会社だったのですが、その後社長が変わり、割ときっちりやる方なので、管理のクオリティも高くなり、管理を任せても良いと思える会社になります。

ただ、きっちりやる社長なので、どこまでは管理会社が負担して、それ以外は大家が負担するというあいまいだった境界線を明確にした結果、管理委託契約が大分変ったことに今回気付きました。

1棟マンションの管理契約については、あえて厳しい契約書への変更はせずに、自動更新してくれていたので気付きませんでした。

今回新しくなった管理委託契約書の中で気になったのが、今日のタイトルになるのですが、滞納が発生した時の訪問督促や内容証明郵便での督促の対応費用が有料となっていた点です。

僕の理解では、管理会社の業務分担には家賃回収業務は必ず含まれていて、その家賃回収業務の中に滞納時の督促も含まれているという理解なのですが、これは管理手数料の中に含まれていると思っています。

ただ、1点考慮が必要なのが、その会社は管理手数料が安く、それなりの管理クオリティを維持してくれています。こんなに管理手数料が安くて事業として成り立つのか?という点は気にしていた部分だったのですが、マイナーな部分で自分たちの収益を伸ばすもしくは対応時間を削減する対策を取っていたことが分かり、少し安心した面もあります。

僕の物件では家賃保証会社への加入は必須としているので、滞納が発生したとしても、管理会社が訪問督促や内容証明郵便の督促をすることはないんですけどね、そもそも。

とはいっても、将来的に何が起こるかは分からないので、自分にとって明らかに不利と思われる内容は契約前の段階で可能な限り排除するというのが基本動作です。

今後も長期的にお世話になっていきたいと考えている管理会社ですし、スタッフの方も若い方が多く、しっかりとした対応をしてくれる方が増えてきたので、クレームっぽくならないように、しっかり話して決めたいという主張をしていく流れで契約条項を詰めていきたいと思います。

この会社は悪徳な会社ではないですが、表面的な管理手数料が安くても、その管理手数料に含まれているものが少なく、全て大家が別途負担する経費が大きいなんてケースもあり、その場合、管理手数料が通常の3%~5%の会社と比べて逆にトータルで出費が大きくなるなんてこともあるので注意しましょう。

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