不動産投資でも守りは最大の攻撃

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サッカーのワールドカップでは先週金曜日未明に日本がスペインを下し、ドイツ戦に引き続き大金星を上げました。僕が試合を見始めたのは後半の日本が2ゴールを決めた後だったので、すでに日本は守りの体制に入っているタイミングです。

解説の本田さんが「攻められてはいるけど、守りの形がしっかりしているので、見ていてあまり怖くない」という話をされていて、僕も同じ感じ印象を持っていました。

サッカー素人の僕からすると、点を決めるフォワードが目立つ印象ですが、守りは最大の攻撃という言葉を改めて実感する試合でした。

実はこれ、不動産投資にも言えることです。

不動産投資での攻撃は既存家賃の収入アップや物件の買い増し等、収入をアップしていくことで、守りは費用の削減、税金対策等の支出をコントロールすることだとすると、守りがしっかりしていない中で攻撃だけ進めても結局手残りが増えないなんてことがあります。

逆に言えば、守りの能力が長けていると、投資で一番重要な、「負けない」ということを実現できる可能性が高くなり、規模を拡大できる基盤は整備しやすくなります。

また、繰上返済をして、返済比率を下げるというのも守りを固める一手であり、自分は複数回繰影返済をしています。

ただ、守りばかりをしていても攻撃ができずに勝てない、というのも事実です。
そのあたりの塩梅というか、バランスは投資家としてのセンスなのだと思いますし、投資方針によっても異なる部分だと考えています。また、不動産投資を始めた目的、ひいては自分が必要と考えているキャッシュフローによっても違ってきますよね。

個人的には、サラリーマン収入をもらいつつ、不動産投資に取り組んでいる方だと、サラリーマン収入が既に発生しているので、守りを固めてから攻撃に移れる余裕はあるのかなと感じてますし、実際に自分もそうです。

コスタリカ戦の後半のように攻撃に焦るあまり、守りをゆるくしてしまうとそこを突かれ、最終的には負けてしまうなんてことも起きやすくなります。コスタリカ戦とスペイン戦をみてそんなことを感じました。

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