5G基地局の現地調査から設置図案提出までの期間

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本日は気になっている大家は多いけど、具体的な内容は知らない大家が多い基地局設置に関してお話ししたいと思います。

まず、僕が所有している1棟マンションの基地局設置状況についてですが、21年4月頃に4G基地局を設置し、その後の特にトラブルもなく毎月基地局収入が入っていたところ、昨年秋ごろに携帯会社より5G基地局設置のための現地調査依頼があり、約2か月前に対応済みです。

5G基地局設置のための現地調査から既に2か月が経過していますが、まだ設置図案の提示はない状況です。

先月は携帯会社の責任者と会話することが多く色々聞けたのですが、現地調査～オーナーへの設置図案提示までは大体2か月～3か月程度要するようです。

時間がかかる理由としては、現地調査を行った外注先の業者が携帯会社に設置図案を提示し、携帯会社としては、可能な限りコストがかからない形で設置をするべく、精査する必要があり、その精査に時間がかかる、というお話しでした。

コストがかからないとは、基地局の設置面積を可能な限り小さくするということのようです。

オーナーに対する賃料は新たに設置する5G基地局の形式によりけりで、大きく新たな基地局を設置せず、既存の4G基地局に付設するケース、新たに基地局を設置するケースの２パターンがあるようですが、当然後者の方が賃料が高くなるようです。

また、5G基地局の賃料は、上記前者後者ともに、4G基地局賃料の〇〇％までは社内稟議なしで通せるといった定量的なルールがあり、設定された％を超えて賃料増額を行い場合は、稟議を通して行う必要があるとのことです。

僕の場合は4G基地局で既に相場より高い賃料をいただいているので、その賃料を基準に決定する5G基地局収入も相場より高くなります。

ただ、携帯会社の基地局設置分野で勤務していた知り合いによると、設定された％を超えた増額も十分目指すことができると聞いており、担当者の力量に左右される部分もありますが、トライはしてみようと考えているところです。

最後に、5G基地局設置は場所を選定しているのか？と携帯会社の責任者に確認したところ、原則、4G基地局を設置している建物には5G基地局の増設依頼を行っているとのことでした。

遅くとも来月中には賃料が決まることになる可能性が高いので、粘り強い交渉を行い、納得できる賃料増額を獲得していきたいと思います。