投資で負けないための鉄則

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多くの人が投資で勝ちたいと考えていると思いますが、投資では負けないことが一番重要だと考えています。というのも、どんなに勝っていても1回の負けでそれまで蓄積した財をなくす、または、精神的に大きなダメージを受けて二度と投資をすることが出来ないということがあるからです。

投資で勝たなくとも、負けなければ常に情報を取得し、経験や知識を高めつつ、次の投資に備え、その蓄積が勝率を上げていき、最終的には損することなく蓄財できるようになっていくというのが一流投資家への道です。

投資で勝ち続けられる人が一部なのは、途中で諦めてしまう人、大した知識や経験もないのに運にかけて一攫千金を狙い相場から撤退してしまう人が圧倒的に多いからだと個人的には感じています。

では、負けない投資をするためには？という話ですが、不動産投資以外の事業投資も行ってきたから僕の経験上、紹介された人を信用して、投資する対象物について分からないのに投資することを避けることです。

これは若い世代にありがちですが、例えば、月利10%でできる投資があるという誘いを受けた時、銀行預金に預けていてもほとんど利息を生み出さない中、こんなに利回りが高いのなら是非やりたいと考える人が意外と多いです。実は僕もそうでした。

しかも、その投資を紹介する人がもともと付き合いがあって、信用できると思い込んでいる人であればあるほど、その月利10%を生む仕組み自体を理解していなくても、出資しようと決断してしまうものです。

僕は20代後半の頃、分からないものに投資をしてしまい数百万円の損失を被ってしまった経験があります。

大負けを防げたのは当時は手元現預金があればすぐに繰上返済に充当していたこともあって、手元現預金がそこまでなく、出資出来る金額も限定的だったからです。もし手元現預金を厚くしていたら、もっと多額の出資をしており、今にも響くレベルの損失を出していたかもしれません。

不動産投資では、頭金が必要です。それにもまして人を疑ってかかる癖がないと、どこかで騙され、損を出すばかりではなく、長い期間精神的ストレスを抱えてしまうこともあり得ます。

利回りが高い投資は基本的にリスキーだという原則、そして、利回りが高い仕組みが理解できない投資対象には投資はしない方が結果的にお金がたまり、不動産投資に成功できる可能性もあがります。やっぱり投資で成功するためには何かに集中すること。個人の資産レベルでは投資対象を絞り、その投資対象について深く研究して、負ける可能性を最小限にし、コツコツ勝ち続けていくという方法が再現性が高いと個人的には思います。