今日は晴れではないのですが、空気良好、気分も良好です。
昨日、宅建の申し込みをインターネットを通じてしたのにも拘らず、
クレジット決済が未だにされていないので、まさか!と思い、
先ほど、宅建試験を管轄している組織に連絡をしたのですが、
無事登録されているということで、ホッとしたところです。
一昨年は、まさかの申込期限忘れという大失態をしてしまったので、
今度はなんとか無事試験に参加できそうです。笑
今日は、不動産売買の時の値引き交渉術について、お話ししたいと思います。
まず、不動産の価格に定額というものはありません、つまり、飲食店やコンビニなどのように、これはいくらとか、そういう決めはないということです。
従って、売主買主間の交渉で、大分価格が変わります。
そして、その売買価格の上がり下がりは、直接キャッシュフローに影響してくるので、
かなり重要事項です。
しかしとはいっても、どのように交渉すべきか分からない方が多いかと思います。
それはそうですよね、売買なんてそんな頻繁に行うものではないと思うので。
そこで今日は、その交渉術の1つである、
相手の悪条件を引き出すという方策を皆さんにお伝えしたいと思います。
早速ですが、以下ご覧ください。
悪条件を引き出す(マイソクから)
1.不人気の立地(駅名や地名、徒歩分数等を鑑みて)である
2.容積率が小さい、建ぺい率が小さい(60%、200%←最低この程度は欲しい)
3.検査済証、確認済証がない
4.接道が悪い、接道が私道である。
→特に、42条2項道路(セットバック)は交渉の材料になります。
5.エレベーターがない(区分所有)
→4階以上でエレベーターがない場合は×
6.空室につき、即入居可(区分所有)
→相手は弱気なはずです。
7.管理費や修繕積立金など維持費が高い(区分所有)
8.現況空室が多く、収入が返済を下回っていると見込まれる
9.修繕履歴がほとんどなく、物件が放置されている様がマイソクからわかる
→気合が入っていない物件が多いです。
10.物件の引渡し日が指定されている場合
悪条件を引き出す(現地調査から)
現地調査は、価格交渉のネタ探しのために行うと行っても過言ではありません。
1回の現地調査で100万〜200万位平気で変わります。具体的には、以下ご参照ください。
1.ストップウォッチを使用した実測の分数で主張
2.道路付けが悪い(メジャーを持参し、間口の広さを実測で計る)
3.物件の外装・内装の傷み
購入後に気づいて、売主にTelしても、シカトされる可能性が非常に高いのが不動産業界です。だからこそ、購入前に出来る限り把握しておいてください。
→例, 外壁の傷み、ヒビ、屋根の傷み、はがれ、基礎(土台)のコンクリートのヒビ、給湯器、エアコンなど、外観からわかる設備類の老朽化等
悪条件を引き出す(第3者意見から)
1.リフォームの見積書
→購入後、リフォーム費用がかさむことを証明することができます。
2.近隣の空室率や、家賃相場に関する意見書
→客観的な第3者が作成した見積であればあるほど、値引きの交渉材料としては有効です。
ちょっと、長くなりそうなので、今日はこれまでとします。
続きはまた明日お伝えしますね。
考えてみれば分かる事ばっかだという感想を持った方が多いのではないでしょうか?
その通り、交渉の内容自体は、そこまで難しいものではありません。
知っているかどうかというだけの話です。
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